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『21歳が見たフクシマとヒロシマ』

『21歳が見たフクシマとヒロシマ』

第1章 知らなかった福島の「今」
 大切なのは事実を知ること/避難地域と避難者の状態/除染はどうなっている?/事故の損害賠償をめぐって/子どもの生活と健康状態/農業、漁業、食の問題/事故は収束? これからどうなる?

第2章 ヒロシマで知った「今」の問題
 被爆・被曝、そして核兵器は「今」の問題/原爆投下時に何が起きた?/被爆者として「生きる」ことの大変さは?/今も裁判をしているのですか?/アメリカはなぜ原爆を投下した?/核兵器は世界にいくつ?/核兵器はなくせるのか?
 
第3章 原発と原爆の関係を考える
 はじめに原爆ありき、原子力発電も軍用から/アメリカの核軍拡戦略が生み出した原発大国・日本/核武装の能力を維持するために/原発輸出とアメリカの核政策

第4章 あの場に行ったからこそ見えたこと〈ゼミ生座談会〉
 いつのまにかの思い込みに気づかされた/たくさんの人の思いにふれて/「自分に関係ないこと」ではなくなった/核兵器による被爆・被曝も終わっていない

 以下は「おわりに」より

 「この本のセールスポイントの一つは、二〇一四年夏の福島を自分の目で見た学生たちの素直な感想がふくまれているということです。
 あの原発事故から四年半になりますが、その間に、被災地には様々な変化がありました。
 原発事故や復興に関心をもっていても、そうした変化を追いかけることができている方は、そう多くないのではないでしょうか。
 そこに焦点を当てた本も、あまり目にすることがありません。」

 「大学では四期目のゼミが、すでに福島訪問の準備に入っています。
 また福島の新しい変化に出会えるものと思っています。」

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