9月8日は、8時すぎ起床の朝であった。
新参は、今朝も元気である。
相方にすべてをまかせ、9時30分には外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、
車中「呆然の人」となって移動する。
10時ちょうどには、研究室に到着。
すでに3年ゼミ生たちの他、4人の男性陣が集まっている。
今日は、3年ゼミの訪韓直前学習会である。
レジュメのコピーなど、あれこれの準備を行い、
10時30分から、学習会に入っていく。
12時30分から、1時までが昼食休憩。
このあいだに、男性4人には、自己紹介もしてもらう。
年齢も経歴も様々なのだが、ここでつながったのも縁である。
午後も学習会をつづけていく。
4時すぎまでに、暴力的に、以下の本をながめ終える。
吉見義明『従軍慰安婦』(岩波新書、1995年)、
中村政則『戦後史』(岩波新書、2005年)、
熊谷徹『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研、2007年)、
歴史教育者協議会『Q&A知っておきたい天皇のいま・むかし』(学習の友社、2007年)。
『従軍慰安婦』以外は全文ではない。
とはいえ、参加学生全員が、かなりの範囲を報告していく。
これで多少の「夏休みボケ」は、払拭されたものと思う。
4時30分から、学生たちは横断幕づくり、
男性たちは、女性国際戦犯法廷についてのビデオ学習に入っていく。
今年の横断幕は、複雑である。
大会議室のホワイトボードに、設計図がまず書かれていく。
そして、全員で紙に文字をくりぬいていく。
その型紙を布にあて、スプレーで塗料を吹きつける。
当初、5時半から宴会の予定だったが、
思った以上に時間がかかる。
結局、宴会開始は、先発部隊で7時前から、
やりあげ部隊で8時前後からとなる。
たいしたエネルギーの発揮である。
宴会では、もちろん、あいかわらずのはげしい食欲。
とりわけチーム「奥の者たち」は、ガッツリである。
ゼミ御用達の「つくねや」だが、
焼き鳥、ポテトフライ、からあげなどの若者食が、
山のように消化されていく。
仕事を終えて、宴会ののみの参加となった方もいる。
9時をまわったところで、おひらきである。
チーム大人も、阪急「西宮北口」で解散し、
こちらも10時ちょうどの帰宅となる。
さて、今年は、どんな旅行となるのやら。
コメント