講師をお引き受けするにあたっては、次のような「原則」を勝手にもっております。ご了解ください。
1)ご依頼は、すべてメールでお願いします。手元に記録を残すためです。年間100件を大きく超えるご依頼があり、電話などでのやりとりを管理することは、できません。紙の書類はなくなります。口約束は忘れますし、互いに行き違いも起こります。
2)講演回数は、年間50回を上限とします。研究、その他に必要な時間を確保するためです。長く年間100回以上をつづけましたが、もう無理です。毎年、ますます多忙になっています。また、「しゃべる」より「書く」に力点を移したく思っています。
3)講演テーマは、自分の関心に合致するものに限らせていただきます。講演を研究の障害としないためです。他方「なんでもいいから、しゃべってくれ」はお断りします。まじめに企画を準備しているとは思えないからです。せめて企画の「ねらい」を書いてくだされば、考えます。
4)講演には、パワーポイントを使用します。プロジェクター、スクリーン、延長コードなどのご用意をお願いします。パソコンはこちらで持参します。
5)あまりにも先の日程については、お引き受けしません。そんな先の生活の見通しは立たないからです。息がくるしくなるからです。
6)講演に際して、書籍普及にご協力いただけると助かります。メールのやりとりの中で、書籍のリストや取り寄せの連絡先は伝えさせていただきます。
以上は「原則」でなく、「お願い」です。よろしくお願いします。
石川康宏様
奈良広陵九条の会(奈良県北葛城郡広陵町)事務局の下村敏之と申します。突然のお願いで失礼します。私たちの九条の会は、今年発足10周年を迎え、6月に講演会の開催を計画しています。
発足10周年の節目でもあり、また安倍内閣により戦争する国づくりが着々と進められ、明文改憲の動きも激しさを増している中で、これを許さない運動を広げる新たな出発点になるような講演会にしたいと考えています。つきましては、石川先生にぜひ講演をお願いしたいのですがお引き受け頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。詳細はまだ決まっていないのですが計画の概要は次の通りです。
1.日時 6月4日(日)14:00~(開場13:30)~16:30(講演会全 体として)
2.講演時間 80分、質疑30分 (計110分)
3.会場 ふるさと会館 グー ンパレス(広陵町大字笠168番地)
4.規模 目標150人
5.講演内容(希望)
・平和をめぐる情勢(アメリカ・世界の動き、日本の動き)
・憲法とは何か(立憲主義)
・日本国憲法、特に九条の値打ち(押し付け憲法論への反論も)
・安倍内閣の目指す日本(自民党改憲草案の危険性)
・安倍改憲を許さないためにどうすればよいか
など盛りだくさんですが、時間の許す範囲で触れて頂き、参加者が日本国憲法の目指す方向に自信を持ち、明るい気持ちになることができればと思っています。
6.講演の演題
上記の内容を踏まえてこれから検討することにしています。案ができた段階で相談させていただきたいと思います。
7.講演料
厚かましいお願いで恐縮ですが、今のところ謝礼7万円、交通費1万円(計8万円)でお願いできないかと考えています。
大変お忙しいことと思いますがぜひご検討をよろしくお願い申し上げます。お返事は下村の下記メールアドレスへお願いします。
投稿情報: 下村敏之 | 2017年2 月 1日 (水) 17:03