以下は、「しんぶん赤旗・日曜版」2013年6月30日付に掲載されたものです。
見出しは編集部がつけてくれました。
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有権者は半年間の経験で「対立軸は共産党」と判断
総選挙から半年ですが、得票数では自民、公明は伸びず、民主は大幅後退。唯一共産党だけが伸びたというのが、この都議選の一番の特徴です。
投票率の低さは、多くの有権者にとって、積極的に投票する先がない、信頼するに値する政党がまだはっきり見えていないことを示しています。
その中で、この半年の経験を通じて、自民・公明の対立軸となる政党は、共産党しかないという判断が芽生えてきたわけです。
「アベノミクス」は働く者と中小業者に何の恩恵ももたらさない。自民党の改憲案がきわめて危険であることもわかってきた。総選挙で「第三極」と持ち上げられた「維新の会」等が、エセ自民党的なものであることも広く明らかになってきています。
いまの政治を転換する担い手として、日本共産党が、あらためて多くの有権者の視野に入ってきているわけで、この流れを参議院選挙に向けて大きくするために、共産党流の政治改革の展望を、魅力的に、大胆にアピールしていくことがいよいよ大事になってきています。
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