『フィールドワーク・日本軍「慰安婦」』を、大急ぎで読み終える。朝鮮以外の被害者の証言や、中国やフィリピンなどでの性暴力被害の多様性に目がとまる。
学内報告会(10月20日)に向けて、学生による2つの報告の「事前練習」を行っていく。事柄を正確に伝えることのむずかしさがあり、また、わかった気でいることと正確に理解することとの違いにも、いくつか気づかされていく。
新聞記事からの今週の鳩山政権は、日韓首脳会談がメイン。歴史を正しく見つめる勇気が語られるが、具体的な歴史観には何もふれず。「朝日」の社説も、そこへの踏み込みを求めるものとなっている。
映像『在日』(戦後在日50年史)の「歴史篇」を見始める。大作である。そして、戦後の在日をめぐる、在日アメリカ占領軍や朝鮮半島の信託統治をめぐる国際的な力の動き、日本国内での朝鮮人たちの取り組みの多様性など、予想をこえる事態の複雑さが描かれていく。
次回は『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』も、読んでいく。
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