テキスト第1章のつづき。
「(2)なぜ大企業は景気がよくなったのか」
・企業倒産・クビ切りは中期的には景気立ち直りの要素になる
・02年から景気回復は、①クビ切り、②超低金利政策、③中国への輸出で、国民・中小企業は置いてきぼり
「(3)中小企業いじめの構図」
・素材産業は大企業、中小・零細企業は製造業の部品・下請け
・小売り・飲食・サービスなど流通の末端は中小・零細
「(4)製造業の空洞化を防ぐことの大切さ」
・リストラ・従業員切り捨てで賃金の安い国へ
・自動車など製造業の現地生産・現地販売の拡大、国内の労働者・中小業者には賃金も利益も落ちず
・日本の製造業を守るべき、輸出産業がなければ日本経済は成り立たなくなる
第2章「変質した資本主義経済」
「(5)小泉の「改革」・規制緩和」
・政府の経済的な役割について
・アメリカ企業の日本進出、トイザラス、「日米構造協議」、10年で430兆円の公共投資、財政破綻
「(6)「大きい政府」の由来」
・「小さい政府」「大きい政府」
・資本主義の初期は「小さい政府」(夜警国家)、戦争と恐慌をつうじて「大きい政府」に
「(7)自立できなくなった資本主義」
・生産と消費のギャップ、恐慌、「大きな政府」へ、生産の多くを政府の消費に依存
・小泉「構造改革」は「小さい政府」にしろと、だが問題は何を削り、何を残すか
「(8)20世紀を振り返ってみる」
・政府の需要拡大は銀行券の発行をふやす、金本位制の廃棄へ、輸入の拡大・金の流出へ
・ニューディールと世界の兵器廠でアメリカは「大きな政府」の元祖へ
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