映像「チャイナパワー(第2回) 巨龍 アフリカを駆ける」を見る。
テキスト52ページに関連部分がある。
アフリカとの関係については、経済支配か貧困の克服かという議論があったが、大切なことは、これが双方の合意(利害の一致)で進展していること。
資源の買入が世界市場に与える影響は大きく、地元労働者との摩擦(待遇問題)も生まれている。これはむしろアフリカ諸国における労働法制の整備につながるか。
動いているのは国有企業も同じ。世界の市場経済を活用しながらの経済発展といえる。
建国60周年の催しに対する企業の対応など、ナショナリズムの高揚の様子も見える。
テキストにもどり、「4、アメリカの政策転換と靖国問題」を読む。
靖国問題が外交の焦点に、東アジアサミットをきっかけとしたアメリカから日本への圧力、安倍内閣から福田内閣への政治の玉突き現象。
アメリカの東アジア・中国政策の転換、ブッシュドクトリン(2002年)、アーミテージによる対日恫喝(2005年)、パートナーシップへの転換、「世界の消費地」としての中国の成長路線への期待。
今日、アメリカは中国に「G2」をよびかけているが、これに中国は不同意。
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