まずは、学生同士の「本づくり」の相談。
つづいて「今週の鳩山政権」。
「産経・主張/天皇と中国副首席 禍根残す強引な会見設定」(村上さん)は、中国政府による天皇の政治利用と、これに同調した小沢・鳩山氏からの行動を批判するもの。
天皇との会見がなぜ重要なのか、中国政府にこの国の権力構造はどう見えているのか等々が話題になる。
「北朝鮮が拉致再調査なら 外相『見返り必要に』」(岡本さん)については、「見返り」(制裁一部解除)の背後にある制裁一辺倒の対応と、その裏返しとして交渉をアメリカ・中国まかせにしていることの問題などが話題に。
「密約文書日本になし 沖縄返還費肩代わり 外務省廃棄か 元局長証言と矛盾」(畠中さん)は、400万ドルの「肩代わり」についての密約文書が意図的に廃棄されている可能性を指摘するもの。
原本はアメリカが公表しているが、そこに日本政府に対する無配慮(主人としての振る舞い)が見えるとの意見も出る。
新しいテキスト『東アジアの日・米・中』に入る。第1部「日・米・中関係の変遷」の「1・朝鮮戦争と冷戦体制の確立」「2・米中の和解と東アジア冷戦の変容」「3・中国の路線転換と歴史問題の浮上」(報告・村上さん)を読む。
主な話題は、「二つの中国の過去と現在」「天安門事件とは」「歴史問題の追及を開始するにあたっての中国の外交路線の転換」など。
ここでも、日本の戦後史がアメリカに「いいようにつくられている」との感想が出る。
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