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為替レートが資産価格に
83年「日米・円ドル委員会」、先物為替取引の自由化、円転換規制の撤廃
国際資本取引の自由化へ
④国際的資産市場で決定されるドル相場
73年以後ドル価格は外国為替市場での需要・供給によって、国際資本取引の巨大化以後はその動向で決定、為替レートが資産価格に
投機的資本の拡大は危険だが、それによってドル価値を維持し、ドル特権を持続していくのがアメリカの戦略
Ⅳ・現代グローバリズムとどのように向き合うか
1・日米経済摩擦と日本の構造改革
①日米貿易摩擦の歴史的展開
輸出主導の戦後日本型ケインズ主義、
繊維、鉄鋼、自動車、半導体摩擦
②日米構造協議・包括経済協議と米国の戦略
88年通商法によるスーパー301条、経済制裁措置
90年日米構造協議、A・貯蓄減少・投資拡大、B・土地価格引き下げ、C・流通規制撤廃、D・排他的取引慣行の除去、E・系列による排他性の除去、F・内外価格差の是正
「対日規制改革要望書」
93年日米包括経済協議、A・市場開放の客観的基準を数値で、B・大統領と首相の年2回の交渉、細川内閣で頓挫、村山内閣で決着、「対日規制改革要望書」とその点検
③米国の金融グローバリズム戦略と日本の構造改革
「要望書」への金融サービスの要求、A・資産運用の規制緩和、B・証券市場の規制緩和、C・国境をこえる資本取引手続きの簡素化、D・金融規制手続きの透明化
橋本「金融ビッグバン」
96年橋本内閣の金融システム改革、A・銀行・証券・保険・信託の垣根をとる(フリー)、B・不良債権をふくむ金融機関の経営実態の開示(フェアー)、C・国際基準にかなった会計基準の導入(グローバル)
01年小泉内閣、経済財政諮問会議の最初の一手は不良債権処理、米国からの強い要求(金融危機による株価低迷を避けたい、新生銀行の株式売却利益を追求)
1月18日で終了(レポート課題提示)、1月31日昼までに総文事務室前に提出
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