佐世保と長崎である。
自衛隊や三菱重工などの動員もあるのだろうが,
地元の経済界が「軍がくれば金がもうかる」「戦争があれば金がもうかる」
と考えるようになればおしまいである。
「市民の良識」をめぐる攻防がつづく。
佐世保「日の丸行進」9000人 県内各地で建国記念行事 教育基本法問題で講演も(西日本新聞,2月12日)
「建国記念の日の11日、県内各地で建国を祝うパレードや教育基本法改正問題について考える講演会など、さまざまな催しがあった。
佐世保市では市民が日の丸の旗を持って市内をパレードする「日の丸行進」(市建国記念の日奉祝会主催)が佐世保、早岐、相浦の3会場であり、57団体、約9000人(主催者発表)が参加。このうち佐世保会場の参加者約8300人は佐世保公園から式典会場の亀山八幡宮まで約3.5キロを日の丸の旗を振りながら歩いた。
長崎市でも建国を祝う奉祝大会が同市魚の町の市公会堂前であり、自衛隊関係者や市民ら約1700人が参加。教育基本法改正や防衛省設置を歓迎するとともに、政府主催で建国記念行事を開催するよう求める大会宣言を採択し、市内を行進した。
一方、県教組や自治労、社民、共産両党などで組織する県靖国法案阻止共闘会議は同日、長崎市筑後町の県教育文化会館で「2.11『靖国』と『侵略』を考える市民のつどい」を開催。鈴木理恵・長崎大教育学部助教授が教育基本法の問題をテーマに講演し、国家による教育統制の問題点を指摘した。
鈴木助教授は、新教育基本法に盛り込まれた愛国心について「国家への忠誠を誓わせ、義務を果たさせるものだ」と指摘し「国家にコントロールされないよう、国民一人一人が社会の主体となるよう努力するしかない」と話した。」
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