以下は、日本民主青年同盟「民主青年新聞」2009年3月30日、2724号、2面に掲載されたコメントです。
新聞の特集タイトルは「自分の学び 見つかるよ」でした。
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仲間といっしょ主体的な学びを
大学は高校までとちがって時間割に空きが出きます。固定したクラスも少なく、先生との距離もちょっと広がるかも知れません。
その分、学びの自主性がもとめられます。
一つは授業で先生に学ぶ、二つは自分であるいは友だちと学ぶ、三つは春休みや夏休みなども利用して現場に学ぶ--これらを自分でミックスするのが大学での学びとイメージしてください。
学生時代という時間と空間を、主体的な学びの「環境」と位置づける姿勢が大切です。「教えてくれる」のを待っているだけではいけません。
ゼミやサークルはじめ、友だちとの学びの刺激は大切です。知的成長への大切な材料が得られます。
気の合った数人での学びでもいいですし、先輩が入ってくれるともっといいかも知れません。授業で学べないテーマに、ドンドン挑戦してください。
福祉・平和・仕事・環境問題など現場の方の話を聞くもの楽しいです。
学生時代は、自立した大人への飛躍をつくる時期にもなります。25才、30才の自分はどういう人生を送っているのか--そうしたことを思い浮かべながら学びのテーマを探ってください。
その生き方の中には「社会はどうあるべきか」という若い正義感も、大いに盛り込んでほしいです。
勉強や人生を気軽に相談できる先生を1人でも見つけられるといいですね。「教えてほしいことがあります」と、講義の後などに気軽に声をかけてみましょう。
ノリのいい先生もいるはずです。
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