ビデオ『沈黙の歴史をやぶって-女性国際戦犯法廷の記録』を見る。
これが民衆法廷の形をとらずにおれなかった経過,日本政府が参加しなかったことの代役をつとめるアミカスキュリエの存在,93年「河野談話」とその後の政府の姿勢などを最初に紹介。
1時間ほどのビデオを見た後の質問は「アジア女性基金と何か」「なぜ受け取った人と受け取らない人がいたのか」。そして意見として出されたのは「どうして日本政府はキチンと謝罪しないのか」「謝罪した方が長期的にはアジアと友好的な関係が築けるのに」。
今日の政治的支配層が侵略戦争を推進した当事者たちの戦争理解をそのまま引き継ぐ人々であることについては,歴史の勉強が不可欠である。また植民地支配を免罪し,ジェンダー視角をもたなかった東京裁判の限界についても学びを深める必要がある。
最近のコメント