教室を変更。学習計画書・春休みの宿題未提出分の回収。参考図書として,毛利和子『日中関係--戦後から新時代へ』(岩波新書,2006年)を配布。
前回出された質問に答える形で,①朝鮮における日本語教育・皇民化教育について,②侵略戦争の当事者が戦後も権力者として位置される,日本の戦前・戦後政治の連続性について,③戦後の日中関係の基本点について,それぞれ解説。
ビデオ『河床淑さんの証言--中国・武漢に生きる元朝鮮人「慰安婦」』,『写真に記録された「慰安婦」--朝鮮民主義人民共和国・朴永心の証言』を見る。
「慰安婦」問題についての少しでもまとまった公式謝罪は「河野談話」が最初だが(直前に加藤談話),これを否定しようとする今日の安倍内閣の動きが,大きな国際問題となっている。
次回以降,テキストは毎回持参のこと。
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