ビデオ『証言・20世紀からの遺言』を見る。
赤ん坊を軍靴で踏み殺した、生体解剖をした、中国の医師が日本人捕虜をおぶって山を登ってくれた……。元日本兵の証言がつづく。
八路軍とは何か、中国での戦犯裁判と多くの兵士の帰国の関係などが話題になる。
各自からの報告は、前回報告の山口さんが、バージョンアップしたレジュメを配布。つづいて「教科書問題-沖縄戦」(山本さん)は、沖縄戦の実態と「集団自決」問題をさらに深めることになる。
増田さんの「つくる会」教科書にかかわる報告については、日本の朝鮮半島占領・支配の歴史を年表風に調べ、さらに「つくる会」とは何かについて調べることにする。
坂元さんの「慰安婦」の実態にかかわる報告からは、サンフランシスコ講和条約(特に賠償請求権の放棄)、「漢口慰安所」でのある女性の証言を深めることになる。
岡田さんは吉見氏『従軍慰安婦』から「女性たちはどのように徴集されたか」を要約する。南方軍が陸軍省をつうじて朝鮮軍(朝鮮駐留の日本軍)に「慰安婦」徴集を依頼しているが、その際に22名の女性に対して合計1万1000円の支払いがあったとされている。この金額が今日でいえばどれくらいの額なのかを調べることとなる。
最後に、昨年の韓国訪問旅行の写真を、プロジェクターをつかって紹介。
次回ゼミでは、東京へのゼミ旅行にそなえて、特に靖国神社・靖国問題を集中的に学び、加えて上のような「慰安婦」問題についての学びをつづけることにする。
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