広東外大の学生が授業を見学にくる(7月13日)ことの告知。
前々回の授業に対する質問への回答から。
「徴兵を逃れようとした人もいたと聞くが」「野戦病院での治療は医者がしていたのか」「元『慰安婦』はなぜ日本人に優しいのか」など。
反戦運動などの積極的な徴兵拒否は弾圧・投獄され、自傷や精神障害を装うことによる消極的な拒否もあった。
「治療」と呼べるものがどれだけあったの問題もあるが、軍医・医学生・衛生兵・兵隊・民間人などがこれを行った。医学生以下については、練習のための生体解剖も行われた。解剖される人間は「丸太」と呼ばれた。
元「慰安婦」はだれもが日本人(訪問者)に優しいわけではない。日本人には会うのもいやだという人もいる。当然のこと。
ビデオ「帝国海軍勝利の記録」を見ていく。大本営海軍報道部編集の1942年の映像。「真珠湾」奇襲攻撃以来の、日本が侵略を拡大していく時期のもの。死者・けが人の姿は1つもうつらない。
「誰が映像をとったのか?」「あの旗(日章旗)はなに?」「租界とは?」「日本の軍医は現地の人の治療もしたのか?(そう見える映像がある)」などの質問があり、「日の丸・君が代」をめぐる現代的な問題にも及ぶ。
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