リレー講義の担当分最終回。
ビデオ『アウシュヴィッツからベルリンへ』を見ていく。ドイツにおけるナチス時代の加害の記憶をめぐる映像である。
あれこれの課題は残るが、加害責任に対する日本の政府・社会との姿勢の違いは明白である。
なぜ石川ゼミが「慰安婦」問題を学ぶようになったかという経緯についても紹介する。
サンテレビ8月16日のニュースから、4年ゼミ生の講演の様子を映像で見る。その後の兵庫県立大学の先生によるコメントも実に明快なものであった。
最後の20分は、全員に書き物をしてもらう。
「3回の授業を受けて、あなたが今、戦争と平和をめぐり考えることを自由に書いて下さい」。
多くが1年生であり、これからの学びの課題を考えてもらえれば良い。
今回の3回の授業は、1回目・憲法改正の動きをめぐって、2回目・戦争における加害の側面(生体解剖、「慰安婦」他)、3回目・加害責任をいまどう考えていくかというテーマであった。
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