リレー科目の第1回目。しかも、新設科目であるので、これを設置した教員側の意図など紹介する。
評点は、講義担当者各自が分担して点数をつけることになるので、それぞれの課題を見落とさないこと。
就職をなぜ、どのように考えていくかの基本を以下のように話してみる。
①就職を切実に考えずにおれない理由。1つは両親の収入が定年によって途切れること。2つはパートナーの収入では「豊か」には食えないこと。3つは仮に「豊か」な収入があってもそれが長くつづく保障はないこと。
②仕事を選ぶいくつかの基準。1つは安定した稼ぎ。2つは仕事をつうじて社会のどの部分を担うのかという、社会の中での役立ちの問題。3つはその仕事をつうじて能力の成長を得ることができるかどうか。
何人かの先輩たちの就職と転職の積み重ねを紹介したところでおしまいとなる。
次回は、今日の続きを少しして、現在の有効求人倍率や雇用形態の特徴などについて述べていく。若干の書き物もしてもらうので、出席のこと。
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