テキスト第5章「貿易自由化政策の推進とFTA戦略」を読む。
インドの貿易とその政策については、①そもそも経済の輸出依存度がきわめて低い、②輸出商品の中心はいまだ天然資源と繊維製品、③91年以後の自由化政策の中でもアンチダンピング税などの保護主義政策が残されている、④東アジアとのFTA締結は政治的判断が先行しており、いまだ内実のともなわないところがあるといった特徴がある。
映像「BBC 世界に衝撃を与えた日29」より「インド独立の日」を見る。
①1947年に分離独立したインドとパキスタンが核軍拡を含む、近年までの深刻な軍事対立につながっていく、②イギリスによる植民地支配の間にもその社会内部の対立が醸成されていたということである。
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