卒論初稿の練り上げ作業。
岡田さん「アメリカと核兵器」、増田さん「医療制度について」、井上さん「日本の生活保護-ドイツを通して検証」するを取り上げる。
①論文タイトル・サブタイトルは、何を明らかにしようとする論文であるかがはっきりわかるものにする。それは何より自分自身の執筆を方向づける力となる。
それぞれの節や章についても同じ。
②同じことだが、「はじめに」の中に論文が明らかにしようとする課題を明示する。そして、「おわりに」には、それに対応した自分なりの解決を書き込む。
その解決の正当性を主張するために、本論の各章・各節を位置づける。
③文章の「おかしさ」については、声に出して読んでみる、あるいは他人に読んでもらう、聞いてもらうなどのチェックをかける。
④本文には脚注、図表には出所をつける。脚注には、必要な文献やサイトの紹介、また本文を補強する情報などを書き込む。
⑤結局、岡田さんは核兵器廃絶への前進にとって必要なものが何であるかを探求する。増田さんは保険証のないたくさんの子どもという生々しい現実から日本の医療保険制度を考える。井上さんはなぜドイツの方が生活保護受給者がはるかに多いかを多面的(思想・制度・行政)に明らかにするものとする。
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