カウンセリングセンターのアンケート、4月25日の尼崎証言集会ビラ、「ナヌムの家」のポストカードなどを配布。
映像「ハーグ最終判決」を見て、前回分とあわせていくつか質疑。
「軍規で強姦が禁止されていたというのは?」「日本人『慰安婦』が名乗り出ることはなかったのか?」「天皇は『慰安所』制度を知っていたのか?」「女性国際戦犯法廷に『謝罪する必要はない』という立場の人はいなかった?」「東京裁判でなぜ天皇は有罪にならなかったのか?」など。
途中、こちらが別の授業に出る間、学生たちは映像「泥にまみれた軍靴で」「私たちは忘れない-追悼・景徳姜ハルモニ」を見る。
もどって、映像の討議から再開。
さらに、出席者12名(病欠2名)から、春休みに読んだ2冊の文献の意見の相違を確認するための論点ポイントを示してもらう。
「軍による強制連行はあったのか」をポイントとするものが多いが、他方で「軍による連行があろうとなかろうと『慰安所』の実態は犯罪」との意見もあり、ここから「業者とは誰か」「『慰安所』の建設・運営は」「『慰安婦』の受け止めは」など、話題が広がる。
いずれにせよ「本にこう書いてある」や「自分はこう思う」ではなく、「こういう証拠があるから事実はこうだ」と、各自が自分で責任をもって事実を究明(学習)していく姿勢が必要となる。
次回は、その究明報告の第1回。テーマは各自に任せる。
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