これまでは、現代の日米関係、安保条約・戦後の占領、アメリカによる沖縄統治などを見てきた。
今回は、さらに遡って、戦争の時代へもどる。1910年日韓「併合」、1931年「満州事変」、1937年日中全面戦争、1941年太平洋戦争(対米英戦争)と、一連なりにアジア太平洋戦争は15年におよぶ。
映像「証言・侵略戦争」を見る。
グループ討議をへて出てきた学生の声は次のよう。
「中国で裁かれた戦犯はどうやって日本に帰ることができたか」「戦争の写真・映像は誰が撮っていた」
「兵士はみんな人を殺したか、あるいは一部の部署の人間か」「戦時中は普通選挙権がなかったが、今はある、それにもかかわらずなぜ各地で戦争が起こるか」
「右翼とはなにものなのか」「大阪では心斎橋、本町など限られたところに出てくるが」「いまは象徴とされる天皇が権力者であり神であったというイメージがわかない」
「いまは戦争をしないとする日本だが、それがかつての戦争を侵略と認めたがらないというのは矛盾していないか」「強制連行された中国人・朝鮮人はその後どうなった」
次回は、日米戦争、沖縄戦、原爆投下などに進んでみるか。
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