最初に、謝恩会委員、アルバム委員を決定し、大学関係行事への参加、3年ゼミの沖縄問題学習を紹介。
あとは、卒論テーマの練り上げをつづけていく。
「ドイツの戦後責任と戦後補償」(藤原さん)は、どういう戦争・戦後責任を問題にし、それへの国民的自覚がどのように深まったかを、もう少ししぼりこんでテーマを探る。
「在日韓国人・朝鮮人はいったい何人なのか」(辛島さん)は、制度的な差別・排除の問題以上に、それを行わせる社会の意識を問うもの。まずは、そうした意識形成の歴史をたどってみる。
「戦時中の国民意識」(小野さん)は、天皇崇拝、靖国思想、アジア人蔑視など様々にありうる「意識」のどこに焦点をしぼりこむかが当面の課題。
「アメリカの決議にみる『慰安婦』問題」(伊藤さん)は、いわゆる被害国以外の多くの国が、いま「慰安婦」問題に注目することの日本にとっての意味を考える。
第2回報告「戦争責任の追求」(高木さん)は、原爆投下に象徴されるアメリカの戦争犯罪を強く告発することのない日本が、戦後アメリカの占領統治によって形成されたのではないかとの見通しをもつ。まずは、その見通しの当否を確認していくところから。
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