授業評価アンケートの結果を、学生たちに紹介していく。
つづいて、期末レポート(7月31日13時〆切、提出先は総文事務室)の課題を示す。
「テキスト第6章を読み、中国における民主主義発展の課題と展望について、自分の意見を述べてください」。
評価の基準は次の2点。①テキスト(特に第6章)が紹介する事実が、どれだけ正確におさえられているか、②「自分の意見」にどれだけ論理の一貫性があるか。
映像「泥にまぬれた靴で」を見る。今後の日中の経済交流を考える時に、侵略と加害の歴史の総括は、避けて通れぬ問題となる。
日中戦争から今日にいたる両国の関係史を概括する。
①日中戦争、②中国革命と「台湾」の形成、③サンフランシスコ講和条約に中国を招かず、④「2つの中国」から「台湾」だけを認めた日本、⑤文化大革命、⑥日中共同宣言と日中平和友好条約での転換、⑦改革・解放政策による経済交流の深まり、⑧逆流を持ち込んだ歴史・靖国問題。
次回は、歴史の補足(岸信介首相・憲法「改正」)と最近の中国(新聞記事を活用して)の諸問題。
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