テキスト第1章のつづき。
「3・戦後史における国連の変化」
・集団的安全保障ための2つ目の組織、大国の思惑も
・国連の歴史的変化(51ケ国から192ケ国へ、AA12ケ国から112ケ国へ)
・独立と「植民地付与宣言」(60年)
・核兵器廃絶決議の繰り返し
・武力不行使原則の尊重、ベトナム反戦運動をきっかけに、イラク戦争では開戦前から安保理が議論
「4・イラク戦争とフランス」
・「アメリカとその連合国の意思を強制する能力」「決定的な打倒」「敵国家の体制を変える」「外国領土を占領する」(02年米国防報告)
・批判するフランスは、植民地主義でなく国連憲章を対置せず
・多くがNATOに加盟したEUも「国際関係の基本的枠組みは国連憲章」と
・アメリカの単独行動主義への国連の批判
「5・新しい世界構造の分析へ」
・レーニンの「帝国主義」認識に照らせば、植民地体制の崩壊、植民地再分割戦争もなく
帝国主義を「最高にして最後の段階」とした認識もあてはまらない
・帝国主義の「経済的本質」とされた独占資本主義は発達しているが
・発達した独占資本主義諸国自身が「帝国主義」的な侵略の政策と行動を乗り越える立場にたちつつある
・新しい大胆な世界構造の把握を
この後は、イラク戦争について、「知への好奇心」で活用したものの一部を紹介。
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