卒論の練り上げ。
「日本の女性が産めないわけ」(山本さん)は、男女の労働条件、保育制度(保育ママ)、性別役割分業の3つの角度から、フランス社会との対比を行う。
「対比」をより鮮明に整理していくことが大きな課題。鳩山政権下での保育所の最低基準引き下げ問題にも目をむけて。
これで全員一通り終了。
二度目の相談として「東アジアと靖国神社」(伊藤さん)、「脱『ワークライフバランス』論」(津越さん)がある。
前者は、靖国合祀の選択権を遺族にあたえること、侵略の歴史を記憶する国立資料館をつくること、靖国とは別に誰もがわだかまりなく出かけることのできる戦没者追悼の施設をつくることへと、具体的な提案がまとまっていく。
さらにその内容を煮詰めることと、それらの実行を可能とする国民意識充実の課題を追加する。
後者は、日本に「ワークライフバランス」論との比較のために「オランダモデル」の実際を入れることになる。そこから日本の議論の弱さを見つけ出すものに。
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