リレー科目の初日であり、授業のガイダンスに時間を割く。
「キャリアを考える(人生編)」は、女性の長く、多様な生涯のイメージをもつこと、「キャリアを考える(仕事編)」は、目前の就職あるいは「仕事をする」ということに力点を。
具体的なハウツーはキャリアセンターの取り組みで。
評点は、担当の5人の教員がそれぞれに行う。
今回・次回の授業は、①なぜ就職せねばならないか、②就職とは何かが柱。
おすすめの本は『輝いてはたらきたいアナタへ』。
①なぜ就職せねばならないのか。基本は生活のため。
A・両親にも老後の備えが必要。サラリーマンであれば多くが60才定年。その後の人生を支えるために、貯金は多いに越したことがない。自立の遅れは、それを削り取ることになる。
B・パートナーの収入に頼るのも難しい。全男性サラリーマンのうち年収1000万円以上は0.7%。4大卒の初任給は正規職につけたとしても200~250万円程度。
C・収入の多いパートナーにめぐりあえたとしても、リストラ・倒産、病気、離婚などがありうる。
②「就職がうまくいく」というのはどういうことか。生活できることを前提に。
1人1人どういう職種、はたらき方、生活を送りたいかの希望は違う。
それぞれの希望がかなうことが「うまくいく」ということ。
まずは各自が「希望」を整理していくこと。それを考えるためのノートをつくる。
まわりを観察し、たくさんの大人と仕事について話し合う。
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