卒論テーマの練り上げ。
「過去を認める-日本はなぜ加害を認めないのか」(古市さん)は、それを認めたがらない人々の「心性」を問題にするもの。
解決すべき問題があることをボンヤリと知ってはいながら、それを正確にとらえることを避けていくような気分の問題。
ただし、それをどのように分析の対象とすることができるか。その筋道を明らかにすることが今後の課題。
「日韓文化交流の最前線から-韓流ブームの影響力と今後」(河野さん)は、韓流ブームが日韓関係の変化にあたえる影響を問題にする。
それを歴史認識や領土問題などに結びつけて論ずるか、あるいは「文化交流」の内実の検討に焦点を絞り込むか。そこの判断が急がれる。
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