『帝国主義論』の第3章「金融資本と金融寡頭制」を読んでいく。
報告(河田・木村・木内さん)は、簡潔で的確なものであった。
回を重ねるために、テキストへの理解が深まっているということがあるのだろう。
議論の主な柱となったのは、次のようなこと。
①金融資本の概念(あらためて生産の集積、独占の形成、産業と銀行の融合・癒着、ヒルファーディングの定義との相違)
②金融寡頭制の概念
③参与制度と株式会社
④ 「子会社」を活用した醜態
⑤国境をこえた参与(ロシアの銀行に対して)
⑥有価証券発行をつうじた利益
⑦土地投機をつうじた利益
⑧独占は社会生活のすべてに浸透
⑨世界の株式の8割を4ケ国が所有
次回のレポートテーマは「金融寡頭制による社会支配の方法はどのようなものですか」
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