〔今後の日程〕
6月3日 映像『太平洋戦争史10-日本上空でのたたかい/日本の降伏と占領』
6月10日 第3章「金融資本と金融寡頭制」 河田・木村・木内さん
6月17日 映像『カウントダウン』『どうするアンポ』
6月24 第4章「資本の輸出」小濱・久保・眞鍋さん
7月01日 映像『映像の世紀6-独立の旗の下に』
7月08日 第5章「資本家団体のあいだでの世界の分割」 松島・森本・大石さん、第6章「列強のあいだでの世界の分割」 佐藤・関・高荻さん
7月15日 映像『中国人強制連行』『写真に記録された「慰安婦」』
7月22日 序章・解説・まとめ 豊福・入門さん
〔レポートの書き方〕
レポート回収(著者がいう「銀行の新しい役割」とは何か)
前々回(自由競争から独占へ)、前回(改憲・イラク戦争・太平洋戦争)レポート返却、コメント
「はじめに」の一行目に自分の結論を書く「〇〇を目的としていた」、そして本論の構成を(第一に〇〇について、第二に〇〇について書く)
本論では、なぜその結論になるかの理由を書く
「おわりに」で結論の再確認と残された検討課題を書く
〔今日の映像〕
『太平洋戦争史10』50分
「日本上空での戦い」
「日本の降伏と占領」
映像①、航空機の発展、42年4月初の空爆、B25、空母から、2年後には中国の基地からB29が往復、44年11月マリアナ諸島に大規模飛行場、潜水艦による「救助」、45年3月硫黄島から、第3艦隊の接近、北関東に艦砲射撃、45年7月原爆完成
エノラ・ゲイ広島、長崎、ミズーリ号で降伏文書に調印(9月2日)、東京湾上陸横須賀の日本海軍基地へ(8月30日)
映像②、アメリカ国内の軍需生産、ポツダム宣言受諾についてのトルーマンの発表、横須賀基地接収、C54が厚木にマッカーサー(8月30日)、外務大臣・重光葵(まもる)調印、太平洋各地に残された日本兵、マラヤ、フィリピン、日本の価値観の崩壊、天皇の上にマッカーサー、GHQ、対日理事会はまとまりを欠きマッカーサーに無視された
46年1月人間宣言、アメリカは占領政策のために天皇制を維持、天皇は戦争責任を追求されず、軍人等は追求、東京裁判(48年11月判決)、8000万国民の食料問題、45年9月議会、吉田茂、GHQの指示のもとで、共産党の監視と公職追放、46年シベリアからの復帰・共産主義者も、占領は民主主義教育も、男女の平等と自由、選挙、46年から女性参加の選挙、アメリカ文化の流入、47年教育基本法、男女共学
ハリウッド映画、伝統文化、仏教と神道の影響、戦時には神道を政治利用、産業の復興、労働組合の組織化、スト頻発に制限、財閥解体と復活、戦前とあまり変わらぬ指導者たち、敵国から同盟国へ、共産主義に対する東アジアの砦に、アジアでのナショナリズムとソ連の介入
〔質疑〕①日本人捕虜はどうなった、裁判、抑留、送還、②アメリカは共産主義と仲が悪い、資本主義、冷戦、現代の中国、③戦後日本の軍需生産はどうなった、帝国軍隊の解体、朝鮮戦争、自衛隊、④日本を「東アジアの砦にする」というのは、反共産主義、軍事拠点、日米同盟、⑤45年時点では「砦」という位置づけでなかった、ポツダム宣言、⑥占領政策はどう転換した、ポツダム宣言から「反共の砦」、世界情勢の変化の中、⑦日本人は占領にすぐなじんだ、武器をもたない、厭戦気分、生活難、社会改革への希望
〔次回のレポートテーマ〕
「アメリカの日本占領は何を目的としていたのか」
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