ひさしぶりに4年生だけの単独ゼミ。
本づくりなど若干の打ち合わせの後、卒論相談へ。
「『慰安婦」問題のこれからを考える」(瀬古さん)は、もう少し「問い」を明快にしながら、特に論点を教科書や検定制度などに絞り込んでいく。
「最悪の児童労働を改善するためには」(篠崎さん)は、インドの児童労働の個々の現場がかかえる問題についての報告。
さらにインドの子どもたち全体の生活ぶりや、現場の労働編成における児童の位置づけなどを突っ込んでいくことに。
「日本は本当に豊かな国なのだろうか?」(那波さん)は、日本の「貧困」の実態のいくつかを数値で報告。
生活保護が保障する生活水準の向上とともに、あわせて大問題である捕捉率の低さの原因を次回の報告テーマに。
「現代日本の不況と就職氷河期」(青木さん)は、高度成長期以後の日本の景気の不沈を概括したもの。
有効求人倍率の長期的な変化と景気の不沈の関係を整理し、さらにどのようにして「氷河期」を脱するかという方策の検討にすすむことにする。
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