テキスト第5章を読んでいく。
担当は、那波さん・青木さん・藤原さん。
焦点は、戦後一度も問題視されなかった日本の「慰安婦」問題が、なぜ2006・7年にアメリカによってクローズアップされたのか。
安倍・靖国派内閣の登場に、日米同盟そのものの危機を感じた勢力もあったようだが、ブッシュ政権主流の思惑は、東アジアにおける日米同盟の執行者としての日本の存在感の回復。
さらに、その背後にあったのは東アジアの経済的・政治的台頭と、それに余儀なくされたアメリカの対東アジア政策の大きな転換。
安倍政権によるアメリカへの「謝罪」と、その後のどの首相も在任中の靖国参拝ができなくなった事実に、靖国派の国際的な孤立は明確となる。
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