忘年会時の男性による買春回避に向けた韓国政府の取り組みである。
具体的な方法には賛否があろうが,
日本でも「性風俗店」と企業社会の人間関係には深いかかわりがある。
上司が「いいところへつれていってやる」といい,
拒めば「オマエは男らしくない」と仲間はずれにされるような。
下の韓国の「有力紙」の反論が,
あえて「毎回」と書いているところにも現実の一端が見えていないか。
「買春しません」 誓約に景品 韓国女性家族省 健全忘年会のススメ(西日本新聞,12月27日)
「【ソウル27日原田正隆】「忘年会帰りに買春しない」と約束したら、現金や景品を差し上げます‐。韓国女性家族省が、こんな年末キャンペーンを展開中だ。忘年会で痛飲した男性サラリーマンたちが、さらに仲間意識を高めようと性風俗店に足を運ぶ企業風土を変革する狙いという。
同省はインターネットのサイトで「年末の夜の外出を健全なものとし、それを他の人にも勧めた場合、われわれはたくさんの景品を提供する」と呼び掛け。忘年会後に買春しないと誓約した会社員グループに映画鑑賞券を配布、誓約者が多い企業には最高100万ウォン(約12万8000円)の忘年会援助金を支給するという。
これに対し、国民の反応は「なぜ税金を酒の費用に回すのか」などと芳しくない。有力紙も「宴会に参加した男性は毎回、性風俗店に行くとでも考えているのだろうか」と、政府を批判している。」
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