兵庫県が、各種「補助金」として175億円をプレゼントした松下だが、純利益は過去最高の見通しだという。
あらためていうが、兵庫県よ、金の使い方がおかしすぎないか。
尼崎第2工場の稼働、1カ月前倒し=プラズマテレビの販売好調で-松下(時事通信,4月27日)
松下電器産業の大坪文雄社長は27日の決算発表の席上、現在建設中のプラズマディスプレーパネル(PDP)を製造する尼崎第2工場(兵庫県尼崎市)の稼働時期を当初予定より1カ月前倒し、6月から量産を開始することを明らかにした。
プラズマテレビは同社の主力商品で、2006年度は350万台を販売。07年度は「500万台以上の販売を目指す」(大坪社長)方針のため、稼働時期を早めることにした。同社は尼崎工場の隣接地に2800億円を投じ、世界最大のPDP新工場(09年5月稼働予定)を建設する方針も決めている。
松下電器産業の業績拡大が続いている。27日発表した2007年3月期の連結決算(米国会計基準)は、最終的なもうけを示す純利益が2171億円と前の期に比べ41%増えた。デジタルAV(音響・映像)製品の好調が続き、08年3月期は純利益が2500億円と前期比15%増え、1985年11月期以来の過去最高となる見通しだ。
前期の売上高は9兆1081億円と2%増え過去最高となった。主力のプラズマテレビは販売金額が5478億円と3割増。製品価格が2割強下落したが、台数が8割近く伸びた。液晶を含む「大型薄型テレビ全体に占める世界シェアは18%に達した」(大坪文雄社長)という。エアコンや冷蔵庫などの白物家電も順調で携帯電話の落ち込みを補った。
コメント