ボーナス増加は結構なこと。
だが、根本の問題は、このボーナスと無縁な非正規雇用者比率の増加である。
正規雇用比率を高めながらの賃金増が必要である。
夏のボーナス4年連続増加 07年県内企業(神戸新聞、9月26日)
兵庫県がこのほどまとめた県内企業の二〇〇七年夏季一時金の平均妥結額は、前年比3・47%増の六十万四千五百六十二円となり、景気回復を背景に四年連続で前年比プラスとなった。企業規模別も、従業員千人以上が2・70%、二十九人以下も2・18%それぞれ増えるなど、全ての規模でプラスだった。
妥結額は大企業ほど高く、従業員千人以上の七十九万千三百三十一円に対し、二十九人以下は四十二万九千七百七十三円だった。
妥結額の伸び率を業種別にみると、一般機械11・65%▽非鉄金属10・72%▽精密機械9・46%-など製造業が上位を占めた。一方、道路運輸・水運は8・14%減、金融・保険も6・98%減と落ち込みが目立った。
県内主要二十五業種のうち労働組合がある三百社を抽出。うち、七月末までに交渉が妥結した二百二十社分を集計した。平均要求額は、六十九万千二百三十一円。(小林由佳)
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