12月30日(木)は、7時前起床の朝であった。
「しけのため~、今日の高速船は全便欠航です」。
大音量での島内放送で、目が覚める。
各家庭に、確実に情報を得るための受信機があり、
時間がどうあれ、大きな声が容赦なく飛び込んでくる。
8時前には、相方、妹新参のゴハンをながめ、
こちらは、ちょいとコーヒーを。
兄新参は、まだ寝ている。
相方と妹新参が太鼓の練習に向かい、
しばし、ネット情報の人となっていく。
そのうち、妹新参がまず帰ってきて、
兄新参も起きてくる。
メールは、アイヌ民族本、講演など。
昼前に、相方も帰って、
一族で、カレーをパクパクパク。
午後は外の風が強くなる。
妹新参は宿題を、
こちらは「社会科学入門本の人」となり、
全体の構成を組み立て直す。
全4章を、全8講義に分け直す。
風が強いので、今日の釣りは断念し、
つづいて「ジェンダー本の人」にもなってみる。
夕方になって、帰省ラッシュ問題に気がついて、
帰りの新幹線を予約する。
とはいえ「しけのため欠航」となれば、
すべての予定は吹き飛ぶのだろう。
メールは、チャペルアワーの相談。
夕方の妹新参は、ゲームの時間。
バーチャル「島」の開拓は、
リアルな「島」でもつづいていた。
妹新参と風呂に入り、
6時半には、一族で夕食。
昨日もらったサカナの刺身がうまい。
漁港周辺の猫は、みな太っているが、
いつもうまいサカナを食べているのだろう。
9時半には、眠れるクスリを半分飲んで、
妹新参に「恐竜本」を読んでいく。
10時前には、消灯とする。
明日は、いよいよ大晦日。
いくつか、島の行事もあるらしい。
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