1)経済学関係の3つの科目の関係について。「経済学」は大人社会に出るにあたって必要な市民的教養のレベル。
2)勉強はテキストや教師のいうことを丸覚えするものではなく,現実に照らしてテキストや教師を疑う作業。「経済」の現実を知るために新聞やニュースを。
3)「経済」は生活に必要なモノをつくり,配り,消費する社会活動の中の人間関係を考える学問。労働者(従業員)と資本家(経営者),大企業の資本家と中小企業の資本家,大企業の労働者と中小企業の労働者など。
4)就職活動とは,自分を雇ってくれる資本家を探す活動。自動的に自分は労働者の立場になっていく。日本の全人口の80%以上が労働者世帯。
5)大企業(集団)による政党・政治家への献金や,政府の予算や「構造改革」政策を決める経済財政諮問会議にトヨタの会長がいるなど,経済のあり方は政治のあり方にも深いかかわりがある。
6)授業はテキスト(前期は120ページまで)を基本にしながら,新しい情報をつけくわえてすすめる。評点は原則として定期試験の点数による。試験は論述,持ち込み可。
7)次回よりテキストをすすめる。
8)受講制限に必要な出席票を回収する。
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