前回体調不良で休講としたので、リレー科目の1回のみ。
はたらくことをめぐる基本問題について。2/3ほどが1年生。
①なぜはたらくことを考える必要があるのか。
「子ども」時代から「大人」時代への脱皮のために。
他方、親の「定年」、パートナーの客観的な収入の問題もある。全国男性サラリーマンの中で、年収1000万円以上は0.7%。
学生の予想は、10%、30%、45%というものであった。
②「就職する」ということは、自分を雇ってくれる人を探すということ。
そのためには、「雇うに値する自分」を磨いておくことが必要になる。
どういう能力に磨きをかけるかを考えるためには、30才の自分のイメージを豊かにすることが大切。
③企業社会には女性に対する差別がある。
募集段階での差別、企業セミナーでの差別のそれぞれ実例を紹介。
同じ業種の企業であっても、女性役員の比率、女性の勤続年数などに格差がある。
これを調べるには「就職四季報〔女子版〕」が便利。
レポート課題「クーリングオフとは何ですか? その具体的方法はどのようですか?」(800字程度、12月11日締め切り、教務課前ボックスへ提出)を出す。
これら本来行う予定だった「消費生活」の授業にかかわるもの。
最後に授業評価アンケートを行う。
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