卒論原稿の練り上げをつづける。
山口さん「『愛国心』『ナショナリズム』に対するコミュニティーの発達-大阪大正区における沖縄文化公共圏を事例にして-」。
大正区における沖縄出身者のコミュニティが、排他的な「愛国心」を拒否する緩衝材になっているということが主張されるが、そこの論理がつながっていない。
ものごとを考える材料については良く学んでいるが、それを自分のアタマで考える作業が深まっていない。どんなテーマを選ぶにせよ、そこを実行することが課題。
宮崎さん「ワーキングマザーのすすめ-働く母親への支援を考える-」。
全体としては、関連する諸文献を良く整理した「大きなレポート」。そこに「ワタシが考えたこと」を付け加えていく作業がまだ行われていない。
論文中に北欧との格差の指摘がでてくるが、どうして北欧ではそのような改革ができたのか、そこを北欧の歴史を学ぶことを通じて探求していくことにする。
小谷さん「中国は対日関係で何を教えているか-中国『反日』教育とは何か」。
中国の歴史教科書を一部は自分で翻訳しながら、日本との戦争について過度な分量、表現が記されているわけでないことはすでに示されている。
そこに留めず、では日本の一部マスコミはなぜそれを「反日教育」とセンセーショナルに表現したか、その日本社会の在り方について深めていくことにする。
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