Cグループから、12月に見た映像「憲法9条、平和への闘争」にかかわる報告がある。
アメリカ、韓国、中国、日本(かつて)などでの徴兵制や志願制の仕組み。第五福竜丸の被爆事件。日米新安保成立にいたる政治の流れ。砂川事件最高裁判決へのアメリカの圧力など(米軍駐留を違憲とした東京地裁判決にかかわっては、マッカーサーが時の藤山外相だけでなく、直接最高裁長官とも会っていた)。
議論の中では、次のようなことが話題となる。
アメリカの志願兵には貧困者が増えているが、同じ傾向は日本の自衛隊員募集にあっても強まる可能性がある。
被爆についてはアメリカ兵にも20万人以上の被害者があるとのこと。米軍自身による「人体実験」が多くを占めるものと思われる。
新安保の「自然承認」については、憲法60・61条を参照のこと。時の政府は参議院における国民の前での議論を回避したということでもある。
伊丹の自衛隊基地内に米軍に貸与された土地があること、2000年と2007年に日米共同指揮所演習が行われていること、スクープされた2000年の「作戦図」の内容なども話題とする。
期末レポートの内容、〆切などを伝える。
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