リレー授業の初回担当につき、全体のガイダンスを行っていく。
「キャリアを考える(人生編)」が多様でありうる長い人生を考えるのに対し、「キャリアを考える(仕事編)」は、話題を仕事・就職に限っている。
受講生は、「人生編」から「仕事編」へと進むことが望ましい。
多くの教員によるリレー科目だが、その担当者および日程は「シラバス」に記載のとおり。
評点は、基本的に、社会人講師をのぞく大学教員たちがつけていく。それぞれの担当教員の評点の方法を授業の中で確認すること。
1回目の授業に入る。『輝いてはたらきたいアナタへ』の冒頭「さあ、いっしょに『就職活動』を考えよう」にそってやっていく。
①なぜ就職することが必要ですか。-根本は生活のための必要性。サラリーマンであれば両親にも60才前後の定年があり、全サラリーマンの平均給与は500万を大きく割っている。
さらにパートナーの病気、リストラ、経営の困難、また離婚の可能性も考慮すれば、自分で生きる力をもっておくのが安全策。
②どうすれば就職はうまくいきますか。-どういう25才、30才をイメージするかに応じて、どのような就職を「成功」とよぶかはかわってくる。
それぞれが、どういう人生を展望するかをまずは考え始めること。ノートを開いて日記のように。
③仕事はシンドイだけですか。-労働条件の悪いところはたくさんあるが、仕事には楽しいところもある。
1つは、それが社会の中で必要とされる役割を担うものであるということ、もう1つは仕事を通じて自分の能力を高めることが可能であること。
社会のどういう分野を担い、25才・30才に向けてどういう能力を高めていきたいか。そこを設計していく姿勢が必要。
次回は、授業ののち、簡単な感想文を出してもらう。
最近のコメント