学生が持参した映像「売買春・レイプ」(”人間と性”教育研究所)をみる。
売買春が、人間(自分)を品物のように扱い、
相手の人権を無視する行為であること、
それは自分への蔑み、プライドの喪失、妊娠やアルコール中毒、
金銭的トラブル等につながりがち、
といったことが指摘される。
レイプについては、被害者の心に
長く、深い傷を与える点が強調される。
中学・高校で受けた「性教育」の
内容についても話し合う。
『学びあう女と男の日本史』(歴史教育者協議会)から、
歴史の中の男女関係の変化を象徴するいくつかの項目を読む。
テキスト『慰安婦と戦場の性』にすすみ、
まずは、第1・3・5・6章を材料に、
すでに読んだテキスト『「従軍慰安婦」をめぐる30のウソと真実』
との相違点を探し出し、
いずれにより深い根拠が示されているかを確かめていく。
学生には、なかなか大変な作業である。
最後に、映像「アウシュビッツからベルリンへ」をみる。
テキストが問題にした、ドイツの「慰安所」が話題の中心である。
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