卒論原稿の練り上げ。
「今の日本教育に必要なもの」(岡本さん)は、「自分で考える」能力の育成を、フィンランドの教育との対比で考えるもの。
すでにかなりできあがっているが、追加したいのは「自分で考える人間」の具体的な姿と、それを育成する学校授業の具体的な内容紹介。
「嫌われ国家日本」(古市さん)は、現代日本の「嫌われ」ぶりを、戦争をつうじて国際社会にデビューした過去の歴史から考えるもの。
戦後65年のあいだに日本のイメージは変わったのか、変わらなかったのか。現時点の国際社会で日本は「嫌われ国家」になっているのか。
その根本のところの整理をすすめていくことに。
「子どもに対する戦争児童文学はどうあるべきか」(高野さん)は、『アンネの日記』と『はだしのゲン』の内容と、これに対する社会の反応を対比するもの。
特に、『はだしのゲン』の受け入れられ方、あるいは他に広く子どもたちに読まれる戦争作品がないことなど、『ゲン』そのもの以上に、それを受け入れる社会のあり方に力点をおいていくことにす。
最近のコメント