テキスト第1章「成長する経済」の最後の部分を読んでいく。
インフレ・物価上昇の可能性、ストライキの増大(特に中国)、温室効果ガス排出大国、エタノール生産大国。
NHKスペシャル「インドの衝撃・世界の頭脳」(08年7月27日)を見る。
「インドはもはや世界の下請けではない」とインド本国にもどる印橋たち。
若い起業家を支えるインド人ネットワークには、かつての屈辱の時代がバネになっている。
留学生など人材のアメリカ離れは、アメリカ政府によるインドでのコマーシャルをつくらせるほど。
①根底にはインド市場の拡大と起業・経営チャンスの拡大がある。
②加えてインド人同士の「同胞」精神があり、起業家たちのフロンティア精神がある。
③ただし、経営の成功が雇用と富をみんなにもたらすという考え方には、サプライサイドの経済学の落とし穴も見え、
④また軍事・外交のあり方にも直結しかねない「ナショナリズム」の高揚も見える。
成長への意欲・自信とともに、制御・抑制の課題に対する自覚も必要なのだろう。
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