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③ドルを基軸とする多角的貿易決済システム
為替の自由化が必要、60年代初めに主要国は達成、日本は64年
50年代以降の世界決済の復興は、米国商業銀行の国際業務による、中心は貿易金融(最終的な支払いまでの貸付)
65年時点で、①外国銀行・企業への貸付、②外国銀行との手形引受信用、③外国取引についてのサービス供与
米国商業銀行が世界の銀行としての役割を
3、米国企業は、いかにして多国籍企業となったのか
アメリカ中心型のケインズ的世界経済は、各国物価の安定を必要とする
50年代後半には、巨大寡占企業の市場支配力による物価の上昇が
①ケインズ的世界経済において進んだ米国企業の海外進出
50~60年に顕著、57年まではカナダ、ラテンアメリカ中心、60年まではヨーロッパ中心、60年代にもヨーロッパ中心
輸出代替型の直接投資、売上高の成長を求めて
②米国企業がヨーロッパに進出したのはなぜ?
輸出の中心を担う産業が、EEC(欧州経済共同体)による共通関税を乗り越えるため
世界経済の復興による世界貿易の拡大、アメリカの比率低下、ヨーロッパ企業・日本企業との競争の強まり、成長率の高い地域での現地生産・現地販売へ
③米国企業がラテンアメリカに進出したのはなぜ?
ヨーロッパには製造業、ラテンアメリカには農業、鉱業、運輸、通信、公益事業など
ラテンアメリカ諸国の輸入代替工業化戦略を活用して、高率保護関税の枠の中へ、多くの収益を米国に、ヨーロッパでは現地で再投資
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