前回の復習から。
景気回復に内需が必要で、雇用と社会保障の充実が必要だという議論の継続。
非正規雇用者の増大は「自然現象」でなく、財界の求めに応じた政府による法「改正」の結果。
「構造改革」の一環としての労働法「改正」、派遣労働者法「改正」の結果。
目先の人件費の削減は、企業利益を拡大させるが、あらゆる企業がそれを行った場合、社会全体の消費力を萎縮させ、景気を悪化させる。
「合成の誤謬」の典型例。
テキストにもどり、コラムIさんの場合、本文Aさんの場合を見ていく。
Aさんは、女性であるがゆえの差別を回避するために、また長くはたらくことを目指して公務員を目指して努力した。
さらに、職場で女性がはたらくことについて、先輩の努力の上にいまの自分の立場があることを指摘し、後輩に対してさらに自分が道をひろげたいとも述べている。
その視野の広さが大きな特徴。
関連して、映像「流れをつくる私たち--今、職場に平等を」を見る。
日立製作所、丸子警報器、住友金属、野村證券などでの、差別撤廃を求める女性の取り組みが紹介される。
最近のコメント