『帝国主義論』第2章「銀行とその新しい役割」について
報告者は、市原さん、甲斐さん、河村さんの3名
〔基本点の復習から〕
第一次大戦の特徴、大国による植民地再分割の戦争、なぜそうなるか、経済的要因の分析、古い資本主義から新しい資本主義へ、第1章では自由競争から独占へ、第2章では銀行の新しい役割
〔報告にもとづき質疑〕
産業資本と銀行資本の融合、それ以前と何が違う? それ以前も関わりはあったはず--銀行による支配がはじまった、産業資本の営業内容も知って、力関係が変わった
銀行の役割の基本的内容--社会の遊休貨幣をあつめて資本に、貸出金利と預金金利、企業間の決済の仲介者から大口の貸付者に、銀行を軸とした企業集団の形成
貯蓄銀行に手形割引をさせない、郵便局に銀行業務をさせないとは--銀行の巨大化・業務の集積の妨げとなるものを排除した
遊休貨幣資本から稼働資本へ(言葉の意味)
〔レポート〕
・前回レポートを回収
・次回レポートのテーマは「著者がいう銀行の新しい役割とは何か」
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