テキスト『帝国主義論』第1章「生産の集積と独占体」を読んでみる。
報告は、天野さん・藤松さん。
報告に、およそ40分がかかる。初めてのことなので、当然課題も多い。
今後に向けて、①報告30分(3人なら10分ずつ)、議論30分とする、②報告者は事前に報告を集中すべきポイントを決めてくる(内容すべての読み上げはいらない)ことを改善点として確認。
報告後、「第1章で著者でいいたいことのポイントはなんだろう?」 この問に、出てきたのは、次のような意見、①カルテルで恐慌は排除できない、②自由競争から独占にかわった、③資本主義が帝国主義になった、より理想的な資本主義に・・。
他方、出てきた質問は、①生産の「社会化」とは、②コンビネーションというのは・・。
今後も議論になることだろうが、①自由競争の独占への転化とは、②資本間の自由競争が巨大企業間の協定(競争の抑制・排除)と、巨大企業による小企業のしめあげに転化すること、③それは競争の完全な自由から完全な社会化への過渡を意味する、④加えていえばこの過渡期に植民地再分割への「帝国主義」的行動が拡大していくことになるとレーニンはいう。
前回の「軍需工場は今」を見てのミニレポート16通を回収。
次回のミニレポート課題は「自由競争の独占への転化とはなんですか(レーニンの見解にそって)」とする。
まずは、どれだけ正確に読み取ることができるかどうか。
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