前回の復習とこの間に出された日本経団連の「復興」関連文書の紹介、「東日本大震災にかかる規制改革要望」(4月28日)
テキストに入る、「奥付」を確認、著者は政治家であり研究者(実践的に「現場」のものごとをとらえる特徴)
「はじめに」
ルールある経済への転換が必要、そのイメージを具体的に
第1章・日本とヨーロッパの違い、「社会的公正」の有無
第2章・社会的公正をめぐる歴史の経過、日本に必要なルール(生存権、労働、所得再分配)
第3章・内需拡大とマネー資本主義の規制
(1)おびやかされる生存権
〔青年を食いものにする大企業〕
Sさん、10年間派遣、リーマンショックで寮も追い出された、派遣会社による賃金のピンハネと家賃他の吸い上げ
「就職安定資金融資」、7割は借金を抱え込んだまま、150万円
「レオパレス21」の儲け方、派遣切りで空き部屋増、6ケ月で必ず退去、損失はない、9万円のクリーニング代、「貧困ビジネス」といわれても
いまは生活保護を受けて求職中、6ケ月前に受けていれば150万円の借金はできなかった
4つの問題
〔ヨーロッパの所得保障制度〕
日本の格別の悲惨、①失業給付からの排除、中国なみ、②生活保護からの排除、捕捉率の低さ
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