〔東京で入手した映像〕
「私たちはあきらめない」
〔東京学習旅行のふりかえり〕
1人ずつ、旅行全体についての感想、展示や学びの内容について考えたことも
〔4年ゼミ〕
就職情報、本づくり、卒論報告
映像「私たちはあきらめない-女性国際戦犯法廷から10年」(2011年)、2000年女性国際戦犯法廷、ヒロヒト・10人の原告全員が有罪、政府機関や宮内庁に判決を届けたが、旧ユーゴ戦犯法廷などに影響
この10年のバックラッシュ、「つくる会」教科書、人間の鎖で文科省を、NHKの番組改竄(法廷への一方的な批判)、NHKと関連会社を提訴、NHK職員の内部告発・長井暁氏(中川昭一・安倍晋三)、東京高裁判決勝訴、08年最高裁は原告敗訴と
04年から全国同時証言集会(10ケ所で)、06年海南島裁判、3党で法案上程、各地で水曜デモ、WAMの建設準備、05年8月開館
アメリカ、ヨーロッパの国会決議、国内36自治体、右翼の反撃
国連などでの取り組み、民衆法廷の広がり(グアテマラ、ビルマなど)、戦時性暴力とのたたかいの広まり、中国でのパネル展にも20万人の参加
〔質疑・意見〕 アメリカの決議の影響力は、同時証言集会のスタートは、ロビイングとは
〔3年生の旅行の感想・考えたこと〕
NTさん・これまでの勉強を実際に「体験」して「実感」が加わった、先輩に教えてもらった展示の文章の書き方、靖国の最後の感想文の内容に驚いた、なぜそうなるのか不思議に思った、しょうけい館では傷病兵の姿は衝撃、WAMはテキストと重なったが理解が深まった
TEさん・一番印象的だったのは靖国・遊就館、じつは去年いった、その時は意味もわからずながめていた、知らないことはこわい、社号標で笑って写真をとる中国人、「ガイドブックにはパワースポットのように書いてある、本当の意味を知ってくる人が減っている(東海林さん)」、遊就館は日本が正しかった、ノートも涙がでた、日本人としての誇りなど、あの情報だけを鵜呑みにしたらきっと私もああなった
Sさん・WAM、個人の経緯、被害者の一生の傷となることを再確認、被害者は問題と向き合っている、時間だけがすぎる日本の対応に不信感、知るだけでなく広めてといわれたことにこたえねば、しょうけい館、治療もできないのに戦争をつづけたことに驚いた、戦後も家族の支えがなければいけられない戦争のむごさ・悲惨さ、靖国・遊就館、友の会が25才まで、若い人に焦点をしぼった思惑、ノートの感想にも反映、人の心理をあやつるような史料館だと
TSさん、WAM・テキストと同じような内容、勉強してからいくとまったく違う、他の口には法廷後変化があるのに(教科書に書かれるなど)日本は、遊就館のノートの感想はWAMでの感想とまったく違う、知ると知らないの違いは大きい、しょうけい館は気分が悪くなった、軍人恩給最終的にはもらえないような、最後まで面倒をみてもらえない、その中でも生きる努力をしたのがすごい
Uさん、WAMが思っていたより小さくて驚いた、右翼の攻撃・近所への迷惑も考えて運営は大変、被害女性の写真、絵のレプリカ、松井やよりの机、たくさんの記事・たくさんの色紙・たくさんの人に信頼されていた、鳥肌がたった、靖国、昔は競馬場も、鳥居も大きくて驚いた、海軍カレー本当においしくなかった、物資がない時代の食べ物か、感想ノートには日本軍ありがとうが多くて、ここだけ見れば正しいと思ってしまう、コワイこと、いつまでも日本はそういう姿勢でいいのか、しょうけい館、義足あわないと血が流れて、痛々しい、野戦病院の再現も気持ち悪かった、血のついた日の丸、手紙など見て悲しく、戦傷病者の高齢化、戦争をしないために、人が戦争の道具になった歴史を知ることが大切
Tさん、WAM、もっと大きいと思っていた、国からの支援がないので、内容は知っていることが多かったが、被害のすごさを実感した、千代田高校の生徒の取り組み、パネルにたくさんの「慰安所」があった、こんなところにまでたくさんつくっていたのだと驚いた、遊就館、お母さんから独特な感じと聞いていたが、友の会25才まで、洗脳されそうでコワイというイメージ、沖縄戦・広島・長崎の記述が非常に少ないことに疑問、花嫁人形を見て親兄弟の思いを考えると悲しい、しょうけい館、傷病者が戦後すぐに国や国民に見捨てられた、道端でお金をもとめる姿が悲しい、日本の無責任な姿にハラがたった、WAMとしょうけい館は被害を描いていた、どこでも被害を受けるのは国民、国民が戦争に反対しなければ
Mさん、WAM小さくて驚いた、場所が借りれなかったとか右翼の圧力とかが信じられなかった、それでも事実を伝えたいと思ってつくられている、それにもかかわらず知っている人は少ない、残念、今後の戦時性暴力が起きないようにするには知ることが大切、もっと勉強を、靖国、右翼の人たちがたくさん、中国人も、とても異質な空間、中国の人はどんな心情で来たのかと、遊就館、原爆などにはふれず、日本が良くやったという形ばかり、事実を知らなければ自分の洗脳されたかも知れない、しょうけい館、遺品、血まみれの日の丸、あらためて戦争はコワイと、戦争にいくのが光栄だといわれるなかで不安を口に出せないつらさ、戦争がなければケガもせず無事に暮らせたのに、戦争はたくさんの人の人生をかえる
NMさん、WAMと遊就館の規模のちがい、教科書で「慰安婦」を書いた会社が倒産、また「慰安婦」を知らない世代がふえる、こわい、戦時性暴力を知らない世代がふえることが悲しく、靖国、東海林さんの説明を聞いている時に、「この人の説明まちがっているよ」と小声でいって去る人もいた、戦争への反省が感じられない展示、しょうけい館、生きるのは死ぬよりつらかったという展示、戦後も心とカラダの傷がいえない、人間が人間として扱われない戦争はよくないと再認識
〔議論〕
4年、つらい気持ちと事実について驚いたのと、どういう心構えで韓国にいくかと相談した、不安にもなった、東京での一泊で夜遅くまで話し合った
3年、こちらが加害の国、どう接したらいいかを少し話し合った
4年、ハルモニ高齢でほとんど接触できなかった、ハルモニはこわくなかった、機会があればたくさんしゃべってほしい
4年、メインは9月だから、それにむけて集団で話し合いをしておいた方が、そのための東京だから、今回の時点で整理して今後に向けて考える
4年、お母さん、おばあさんと3世代で相当意見が違う、ケンカにもなった、そんなことを勉強して何になるかとか、戦争だから仕方がないとか、どこかで親と話し合いを
4年、大阪の君が代、おばあちゃん君が代で正しい、マジギレ、戦争だから仕方がないと
4年、おばあちゃんは朝鮮人への差別意識はある
4年、お父さんに遊就館の話しをした、おとうさんは靖国史観と反対の考え方だから、ちゃんと見てみたいとも
〔4年ゼミ〕
就職活動、旅行
卒論、「『東アジア共同体』実現に向けて」(福田さん)、「カンボジアで教育を充実させるために必要な課題を多面的に捉える」(原田さん)、「未婚・晩婚が進む原因-仕事と家庭を両立させる環境をつくっていくには」(波戸岡さん)
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