〔補足・新自由主義か「社会的公正」か〕
ジャック・ドロール、85年にECの執行機関である「欧州委員会」の委員長、86年「欧州単一議定書」、92年マーストリヒト条約(EUへ)、02年単一通過ユーロの流通開始
「社会ヨーロッパ」モデルの追求、経済成長と社会的公正の均衡、91年「社会憲章」(イギリスをのぞく11ケ国で)
ドロールとサッチャーの対決から、新自由主義モデルと社会ヨーロッパモデルの対決、93年「ドロール白書」、94年「社会政策白書」、97年「アムステル条約」(ブレア政権、EU社会政策に方向転換)、00年「EU基本権憲章」、04年「EU憲法案」に
〔13・年金〕
1ユーロ=115円(7月11日)
「少しでも早く引退したい」
高齢者連帯手当、年収8309ユーロ未満の場合、月額692ユーロが支給
65才以上の貧困率、日本22%に対してフランスは9%
課題は財源、「公務員引下げ」より「公務員並みへの引き上げ」が
〔14・社会保障〕
バラ色に描かれることの多いフランスの社会保障
「社会保障」の定義、予測不可能、個人・世帯で対処しきれない人生のリスクに
第二次大戦後の発展
直面する財政問題
※所得再分配という考え方、資本主義社会の発展のあり方
〔補足・相対的貧困率の各国比較〕
〔歴史をふりかえる-①フランス革命の開始から終了〕
1789年フランス革命
ナポレオン・ボナパルト第一帝政とナポレオン戦争での敗戦、王政復古、1830年代から産業革命(19世紀後半にはイギリスに次ぐ地位)
1848年2月革命と第二共和制、ブルジョワ共和派と社会主義者の連携の模索、社会主義者の敗北、ブルジョワの保守化、市民革命の終了
1851年ルイ・ナポレオン第二帝政、インフラ整備による上からの工業化、労働立法も、自由貿易体制によるイギリスからの商品流入、1870年普仏戦争、敗北と失脚
※人権民主主義をかかげるブルジョワ革命
※早い労働者運動の成長
※背景にあった産業革命の進展
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